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東大など、光触媒でエアロゾル中や液体中の新型コロナの無害化に成功

東京大学を始めとした研究チームにより光触媒の新型コロナウイルスに対する実証データが発表されました。
https://news.mynavi.jp/article/20210524-1893357/
以下、本文より引用

光触媒反応は、紫外線のように人体への有害な作用がないことは確認済みだ。そのため、人々が生活する屋内空間において利用でき、SARS-CoV-2の感染リスクの減少に寄与すると考えられるという。

加えて、光触媒による酸化反応によりウイルスゲノム、ウイルスタンパク質およびウイルス粒子への損傷が惹起されることから、SARS-CoV-2だけでなく、光触媒は幅広いウイルスへの応用が期待されるとする。

また、ウイルスの種類に関係なく応用できるということは、現在脅威となっているSARS-CoV-2の変異株に対しても有効性が期待されるという。薬剤やワクチンの場合、それらが作用するSARS-CoV-2の部位に変異が加わることよって、標的となるウイルスが抵抗性を獲得し効果がなくなってしまう可能性がある。

それに対して光触媒反応では、発生したOHラジカル(活性酸素種)を武器とすることで、タンパク質(有機物)であれば何だろうと酸化してしまう。OHラジカルはあらゆる物質と反応すると考えられている。中でも有機物との反応はすさまじく、最終的には水やCO2にまで分解してしまうという。ウイルスは生物の範疇に含まれていないが、有機物で構成されている点は生物と共通である。つまり、Sタンパク質やNタンパク質、ウイルスメンブラン(脂質二重膜)やRNAなど、SARS-CoV-2を構成するありとあらゆるすべてがOHラジカルによる分解を防ぐことができないということである。

 
2021年05月26日 19:10