もう1人の光触媒の生みの親
【本多健一氏とは】
埼玉県出身。太陽光エネルギーの化学的変換を中心とする光化学・電気化学の研究で名を知られた。特に、酸化チタンを材料とする光触媒、酸化チタン電極と白金電極とを組み合わせた太陽電池を開発した。
また藤嶋昭と共同で開発した、光をエネルギー源として水の電気分解を行う触媒系は「本多-藤嶋効果」と呼ばれる。
1997年に文化功労者に選ばれ、1998年には日本学士院会員に選任された。2004年には日本国際賞を受賞している。
祖父は日比谷公園などの設計を手がけ日本の「公園の父」といわれる本多静六。
2011年2月26日に肺がんのために亡くなっていたことが判明した。85歳没。
2020年11月16日 20:05